高品質の製品作り
宮迫木材では、1日約1,500本の丸太を製材しています。その中でも管柱には特に力を入れており、製材量全体の約9割が管柱です。
現在の木材製品は『良くて、安い品』でなければなかなか売れない状況が続いています。
そこで当社は、他社との差別化を図るためにひと工夫もふた工夫もして品質の高い製品作りを行っています。
現在の木材製品は『良くて、安い品』でなければなかなか売れない状況が続いています。
そこで当社は、他社との差別化を図るためにひと工夫もふた工夫もして品質の高い製品作りを行っています。
柱に特化した工場だからできる高品質
木材というのはナマ物です。木材が持っている水分(含水率)は季節によって違ってきます。
そのため、夏場と冬場で条件を変えて乾燥させる必要があります。
当社では、乾燥の条件を季節ごとに変えることで檜・杉ともにSD15の含水率を常に維持しています。
寸法安定性が高い理由
乾燥機から出庫し、養生したラフ材は通常そのままモルダー(仕上げる機械)に通すのですが、当社は修正挽き専用の機械を通った後にモルダーに通すため、寸法安定性の高い製品ができあがります。
そのため土台を柱として使われるお客様もいらっしゃいます。
柱の等級について
当社では、柱の等級をA級品・B級品・C級品の3種類に分けて製材しています。
その中でもA級品は、丸身の長さに応じてさらに4種類に等級分けしています。
できあがった製品は自社基準に応じて一本一本、専門の選別人が四面を目視して仕分けしていきます。
できあがった製品は自社基準に応じて一本一本、専門の選別人が四面を目視して仕分けしていきます。
環境に配慮した製品作り
製品を作るために蒸気を使って乾燥を行う際、通常重油を燃やして蒸気を作るところ、当社では平成15年から木屑焚きボイラーで蒸気を発生させています。
木屑焚きボイラーとは、樹皮や工場からでる木切れ、廃材などを高温で燃やして蒸気を作るため、排出するCO2が少なく環境に配慮したものです。
備北材ブランドのご紹介
広島県の林業地域は杉・桧の造林地帯を主体とする大田川林業地域と備北林業地域、天然性アカマツ林を主体とする広島中部林業地域、そして森林の保全が主体的に考えられる瀬戸内海岸地域の4つに区分されています。
備北林業地域は、たたら製鉄の時代から県北部の木材流通拠点としての役割を担うとともに、「三次弁柄材」という高い評価を得た桧材を生産されるなど、全国にも誇れるべき実績を有しています。
また、備北林業地域は約20万ha(森林率81%)の森林があり天然木の桧が多く、赤身や光沢のある材質のためフローリングとしても好まれる材質です。
備北林業地域は、たたら製鉄の時代から県北部の木材流通拠点としての役割を担うとともに、「三次弁柄材」という高い評価を得た桧材を生産されるなど、全国にも誇れるべき実績を有しています。
また、備北林業地域は約20万ha(森林率81%)の森林があり天然木の桧が多く、赤身や光沢のある材質のためフローリングとしても好まれる材質です。